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Michael・Reed博士の「エンプティ・チェアーを使わずに関係対話アプローチを重視したゲシュタルト療法ワークショップに参加した
- 2016/08/05
- 19:58
2016.7.27・28.Michael・Reed(通称マイク)博士のゲシュタルトセラピーワークショップに参加した。
参加して大正解だった。

感想をまとめておこう。
◆ 静かで温かく、タオイストのようでもあり…
マイクのワークスタイルは実に静かだ。
もちろん威圧感などないが、ずっと遠くから知的に冷ややかに眺めているのではない。
目の前にマイクと言う人がただストンと座っているのだ。
そこに居るようで居ないような不思議な感じ。
その目は私を見すかす印象はなく誠実さがあるが生真面目さで人を緊張させる要素は無い。
私に対する必要なアドバイスをほんの一言、言っただけで沈黙する。
その沈黙の中ではっと気づくことがある。
「ああ、そうだった」と腑に落ちたまま、心の中は空っぽになってしまった。
空っぽは嬉しい。
それは最も私が求めている事だから。
このどこかタオイストめいたワークスタイルを自分の中に取り込みたいものだ。
私の胸の奥に静けさと温かさが宿った。
◆ ワークではなく対話(カンバセイションconversation)というスタイル
おそらくマイクはゲシュタルト療法の中でも特殊な存在かもしれない。
まず第一番に、エンプティ・チェアーの技術を用いない。
そして、感情が噴出するような手続きを取らない。
そこらあたりはかなりの経験を経た上でそのスタイルになったらしい。
感情が勢いよく排泄されると、その快感が強いがためにそれ自体が依存現象を起こすことを避けている。
特に海外に出向いてのセミナーでは、自分の帰った後に余分なリアクションが起きることを避けたいのだろう。
マイクがセミナーの途中で統合失調症の人の個人セッションについて少し語った。
しかし途中で言葉を詰まらせて顔を少し赤らめてこらえていた。
さまざまな角度からのアプローチに積極的に臨んでくれたクライアントだったらしい。
そのことで学ぶことが大きく、クライアントとの出会いにマイクがいかに感謝しているかが伝わってきた。
ワークの中で関係性を重視しているという事は、クライアントと誰か他の人との問題に関わることになる。
他人との関わりを問題にするということは、ファシリテーターとクライアントというこの関係自体が関係性を生み出している。
だからマイクは今ここに存在するクライアントと自分との関係に細心の注意を払っている。
それは神経質になって自分を防御するという類のものではなく、
自分と相手との間に何かが生み出されて統合されようとしていないか、
そのワークをしつつクライアントの問題に関わっている。
これこそ今ここで起きていることと言わんばかりだ。
うまく道具を使えば、クライアントの世界を自分の向こう側に作ってクライアントがその中で気づきを得る。
そういう手法も可能ではあるが、その点ではマイクは一歩踏み込んでいる。
しかしなんとも、静けさだけがあって物々しさが無いその佇まいは魅力的。
去年もマイクのワークショップに参加したのだけど。
感動はしたけども、何がどうなっているのか、サーッパリ分からん。_| ̄|○
そんな感じで終わってしまった。
なので今年は気合いが入っていたので質問し過ぎた。^/^
でもマイクはすべて誠実に答えてくれた。
ありがとう!これからは沈黙をまなぶことにしよう。(笑)

2017年のマイクのゲシュタルトセラピー ワークショップ 日程
2017年4月25日(火)・26日(水) 連絡先-ゲシュタルト療法・東京
注.他の場所でもワークショップが開催される模様です。時期が来たらまとまった情報をアップします。
Michael・Reed PhD:心理学者、認定臨床ソーシャルワーカー、 psychology board of |ソラリアの認定スーパーバイザー、 11 nz(ゲシュタルト・オーストラリア・ニュージーランド)特別会員。 35年間の個人、カップル、家族、グループに対する臨床経験を持ち、ゲシュタルト療法トレーニングには20年以上携わっている。また香港、米国、日本でもワークショップを実施している。心理学、医療、健康、カウンセリング、心理療法の分野でジャーナルや本を出版している。
関係的対話と治療プロセスに関心を持っており独創的で革新的な現代ゲシュタルト療法に根ざしたアプローチにワクワクしている。シドニーのクローズドネストにおいて心理学、心理療法の個人プラクティスを行い、仕事以外では家族と楽しみ孫と遊び、ガーデニング、スポーツ観戦を楽しんでいる。
参加して大正解だった。

感想をまとめておこう。
◆ 静かで温かく、タオイストのようでもあり…
マイクのワークスタイルは実に静かだ。
もちろん威圧感などないが、ずっと遠くから知的に冷ややかに眺めているのではない。
目の前にマイクと言う人がただストンと座っているのだ。
そこに居るようで居ないような不思議な感じ。
その目は私を見すかす印象はなく誠実さがあるが生真面目さで人を緊張させる要素は無い。
私に対する必要なアドバイスをほんの一言、言っただけで沈黙する。
その沈黙の中ではっと気づくことがある。
「ああ、そうだった」と腑に落ちたまま、心の中は空っぽになってしまった。
空っぽは嬉しい。
それは最も私が求めている事だから。
このどこかタオイストめいたワークスタイルを自分の中に取り込みたいものだ。
私の胸の奥に静けさと温かさが宿った。
◆ ワークではなく対話(カンバセイションconversation)というスタイル
おそらくマイクはゲシュタルト療法の中でも特殊な存在かもしれない。
まず第一番に、エンプティ・チェアーの技術を用いない。
そして、感情が噴出するような手続きを取らない。
そこらあたりはかなりの経験を経た上でそのスタイルになったらしい。
感情が勢いよく排泄されると、その快感が強いがためにそれ自体が依存現象を起こすことを避けている。
特に海外に出向いてのセミナーでは、自分の帰った後に余分なリアクションが起きることを避けたいのだろう。
マイクがセミナーの途中で統合失調症の人の個人セッションについて少し語った。
しかし途中で言葉を詰まらせて顔を少し赤らめてこらえていた。
さまざまな角度からのアプローチに積極的に臨んでくれたクライアントだったらしい。
そのことで学ぶことが大きく、クライアントとの出会いにマイクがいかに感謝しているかが伝わってきた。
ワークの中で関係性を重視しているという事は、クライアントと誰か他の人との問題に関わることになる。
他人との関わりを問題にするということは、ファシリテーターとクライアントというこの関係自体が関係性を生み出している。
だからマイクは今ここに存在するクライアントと自分との関係に細心の注意を払っている。
それは神経質になって自分を防御するという類のものではなく、
自分と相手との間に何かが生み出されて統合されようとしていないか、
そのワークをしつつクライアントの問題に関わっている。
これこそ今ここで起きていることと言わんばかりだ。
うまく道具を使えば、クライアントの世界を自分の向こう側に作ってクライアントがその中で気づきを得る。
そういう手法も可能ではあるが、その点ではマイクは一歩踏み込んでいる。
しかしなんとも、静けさだけがあって物々しさが無いその佇まいは魅力的。
去年もマイクのワークショップに参加したのだけど。
感動はしたけども、何がどうなっているのか、サーッパリ分からん。_| ̄|○
そんな感じで終わってしまった。
なので今年は気合いが入っていたので質問し過ぎた。^/^
でもマイクはすべて誠実に答えてくれた。
ありがとう!これからは沈黙をまなぶことにしよう。(笑)

2017年のマイクのゲシュタルトセラピー ワークショップ 日程
2017年4月25日(火)・26日(水) 連絡先-ゲシュタルト療法・東京
注.他の場所でもワークショップが開催される模様です。時期が来たらまとまった情報をアップします。
Michael・Reed PhD:心理学者、認定臨床ソーシャルワーカー、 psychology board of |ソラリアの認定スーパーバイザー、 11 nz(ゲシュタルト・オーストラリア・ニュージーランド)特別会員。 35年間の個人、カップル、家族、グループに対する臨床経験を持ち、ゲシュタルト療法トレーニングには20年以上携わっている。また香港、米国、日本でもワークショップを実施している。心理学、医療、健康、カウンセリング、心理療法の分野でジャーナルや本を出版している。
関係的対話と治療プロセスに関心を持っており独創的で革新的な現代ゲシュタルト療法に根ざしたアプローチにワクワクしている。シドニーのクローズドネストにおいて心理学、心理療法の個人プラクティスを行い、仕事以外では家族と楽しみ孫と遊び、ガーデニング、スポーツ観戦を楽しんでいる。
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