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8月4日 影を自覚し成長につなげる

今回も有意義で充実した一時でした。

主なテーマ

●影を自覚する
河合隼雄さんの著書「おはなしの知恵」を題材にしました。
心の深層にあるとされる闇の作用について語り合い、エクササイズを行いました。

昔ばなしが素材になっているので、イメージのしやすさ、解りやすさもあり、
影の怖さを象徴的に捉えることが出来ました。

相手がどんな化け物であろうとも怖いもの知らずの男。
それが自分の影を見て死んでしまうと言う話、
興味本意で魔女に近づいた少女のあっけない顛末。

これらは影の性質をよく表していました。

また、影は日常では投影と言う現象でかなり表面に現れています。
しかし、多くそれは気がつけません。
というか気づくことを避けてしまったり、その事実が受け入れられなかったりします。

それが心身症やストレス症状にも化けます。
今回はそのことは掘り下げませんでしたが、
いずれ、身体症状のワーク、背骨のワークを行えば
自覚化と同時に統合されるでしょう。

●その他の浮上した項目

・影を理解するには人の内面を多面体として受け入れると解りやすくなる。

・人は光のみにて生きる者にあらず、影と共にある。
影とはその人の生き切れていない側面。
破壊と創造は一つのことのはずです。
しかし、影に追いやられた側面、無視されている側面は破壊性を帯びてくる
あるいはその人の分裂させてはならない要素を分離させて中心力を奪ってしまう。

・無視すれば見えないままに増大し、扱いに慎重さを欠けば魂を乗っ取られる。
人は弱い生き物で影からの投影をチェックしないと影に捕まることがある。
そうかといって、全く無視をするといつの間にか
予想を超えて増幅されてとても扱いにくい存在となる。

・気づきの力を使えば、投影や人間関係の葛藤も緩和される。
気づきの力は訓練できる。

・影はメッセージも含んでいるので抑圧すると身体症状化もする。
身体症状のワークを行うと影に分離させられた側面の統合が可能になる。

・影を安全に扱い、味方にする
影を安全に扱う方法はそれなりにあるようだ。
例えば、勇気がいることだが、多くの人の前にさらすこと。
場が安全であれば、深い癒やしも可能になる。

禅宗では一人で座禅をしないで複数の人で行うように奨める。
複数の人で座ると大衆の偉人力が働くとしている。
活元運動にもその傾向が確かにある。

ファミリーコンステレーションのベルト・へリンガーは
無意識の働きとして集合的な善意があるという言い方をしている。
確かにそれはあると解釈せざるを得ないことがワークで起きる。

・ワーク
一人がワークを行いました。

影になっていた怖れや怒りの元は、
大王へと成長し、その家来の蛙たちは全部味方になりました。
影は強い味方になりました。

昔話に出てくる鬼とか恐いものはやっつけてしまうと、大概何かプレゼントがあります。
たとえば、剣とか魔法の小箱とか。

つきあい方としてはくそ真面目な態度よりも、
器用さが意味を持つことが多いように思われます。
まあ一概には言い表せませんけど。


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プロフィール

金光由展

Author:金光由展
心身まるごとの自然療法を目指している金光です。"のぶ"と呼んでいただいて構いません。かれこれ30年以上、整体と心身セラピー(体験型心理療法)で統合的な援助をさせて頂いています。お気軽にご相談をどうぞ
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